住まいと暮らしのQ&A

「安全・安心」に関する記事一覧

東日本大震災から11年を経て発生した余震を「警報」と受け止めて

東日本大震災から11年を迎えましたが、いまだ余震が起きています。3月16日に発生した地震は、東日本大震災よりも揺れが大きかったと感じる方が多く、しかもその揺れ方により被害規模が違うことが気になります。
東北新幹線の脱線事故は、全線の運転再開まで4月20日ごろと復旧までに相当の時間を要するようです。
地震動には、長周期地振動と短周期地振動と揺れの種類があります。その「周期」とは、揺れが1往復するのにかかる時間のことをいいます。
南海トラフ地震のような大きな地震の際には長周期地震動が起きました。「周期の長い」ゆっくりとした大きな揺れとなり、マンションなど高層建築物では共振により揺れがさらに大きくなります。上層階ほど揺れるので家具の固定により転倒防止の備えが必要です。
一方で短周期地振動は「周期の短い」小刻みに揺れる地震です。地盤が固くなるほど揺れが伝わりやすく、高層階の建物よりも低層階の建物に被害を及ぼします。
阪神大震災がまさにこれで、特に一般の木造住宅が損壊する地震動がキーラーパルスと呼ばれます。

東日本大震災から11年を迎える今、「わが家の防災対策」について考えてみませんか

2022年1月22日未明に大分県、宮崎県で震度5強の地震が起きました。
南海トラフ巨大地震の想定震源域の西端である日向灘における今回の地震。今回のマグニチュードは6.6でしたが、これが6.8以上の場合、気象庁は「調査」として南海トラフ地震臨時情報検討会を開き、情報を発表します。
注意・警戒すべき時には「巨大地震注意」または「巨大地震警戒」などの臨時情報が発表されます。
関西では南海トラフ、中部。東日本では関連して富士山の噴火も懸念されています。
コロナ禍での状況をふまえ、「密」を極力避ける災害への備えを考えたいものです。

我が家の防災対策

関東大震災が発生した9月1日、戦後最大の被害をもたらした伊勢湾台風、こうした台風シーズンのこの時期に、これからの災害に備えるための心構えを育成するために、昭和35年に「防災の日」が創設されました。
台風は進路予測がされますから災害の中でも比較的準備がしやすのではないでしょうか。
今回は、台風対策を中心として、我が家の「防災対策」を考えてみましょう。

年々強さを増す台風に備えましょう

台風は年々強さを増しています。タンカーを橋にぶつけて空港閉鎖を余儀なくさせる、いとも簡単に車が横転する強風。
2019年の房総半島台風では、多くの屋根瓦が飛ばされるなど、甚大な被害が発生したことから、いままでの瓦の施工方法では近年の台風には耐えられないとの判断がなされ、2022年1月より約50年ぶりに建築基準法が改正となりました。大切な家を守るためには耐震性だけではなく屋根瓦について、今まで以上に強風対策が必要なのです。

適切設置と適切管理、意外と知らない?住宅用火災警報器の使い方

平成16年の消防法改正を受け、今や全国各市町村の条例で設置が義務化されている「住宅用火災警報器」。いざという時の安全と安心を確保するために欠かせない設備のひとつです。今回は、住宅用火災警報器の効果と、いざという時の正しい設置・維持管理についてご案内します。ぜひ、この機会にお住まいの火災警報器の点検をお勧めします。

出火原因から読み解く!見落としがちな「自分でできる火災対策」

暮らしの中で避けて通りたいのが住宅事故。そのなかでも大きな被害につながる可能性が高い事故が住宅火災です。今回は、少しでも火災の可能性を低くする対策について、発生原因を検証しました。自分でできる対策と被害を最小限に抑える心構えや準備について、暮らしの安心・安全を守るため、ぜひこの機会に再点検されてはいかがでしょうか。

交通事故防止のスローガン 事故ゼロは「1.1・2・3」

通勤・日々の業務に欠かせない車の運転。便利な反面、少しの気の緩み・不注意が悲惨な事態を引き起こしかねません。重大事故防止のためには、何よりも「日々の心がけ」が大切。
茨城セキスイハイム・ファミエスでは、茨城県警察OBの方のご指導のもと、社内統一スローガンとして「事故ゼロは1.1・2・3」を掲げ、常に安全を意識した運転を心掛けています。今回はスローガン「1.1・2・3」の内容をご紹介します。ぜひ、皆様の運転にもお役立てください。