住まいと暮らしのQ&A

「節約・お得」に関する記事一覧

軍事衝突による石油価格、電気代への影響は?

2023年10月7日にハマスの奇襲攻撃に対する報復として、イスラエルとハマスが軍事衝突しました。イスラエルは欧米から支援を受け、パレスチナ自治区の実効支配勢力であるハマスはイランから支援を受けています。
このことから、1973年の第1次オイルショックのように石油価格が高騰するのではないかと心配されています。少なからず影響は出るでしょう。

多くの課題を抱えることが予想される2024年、リフォームの施工費を考える

総合経済対策の一環として、激変緩和措置によるガソリン代補助金が給付されているものの、ガソリンの価格は依然として180円台を維持しています。このため、ガソリンスタンドでの満タン給油に躊躇することが増えています。2023年10月には175円台に引き下げになるとのことですが、これも税金を利用しての措置であり、結局は支出の形態が変わるだけ。将来的には私たちが負担することに変わりはありません。

電気の補助金終了後に見えてくるさまざまな課題と暮らし方

電気代が高騰している現在、政府による「激変緩和措置」により、電気、ガス、そしてガソリンに対する補助金が支給されています。電気料金に関して言えば、1kWhあたり7円の補助金が提供されており、もしも月に400kWhの電気を使用している場合、その補助金額は400kWh×7円=2,800円になります。これにより、請求額が軽減されるのです。
ただし、この補助金措置は2023年9月まで有効です(9月の使用分に関しては半分の3.5円が適用されます)。したがって、10月以降はこれに相当する分の値上げが適用されることになります。
政府は、補助金がなければ200円を超える可能性があるガソリンの価格を抑制しようとしています。電気については夏が過ぎると使用量が減少し、冬になると再び上昇するとの見方を示しています。このため、秋の臨時国会でこれらの問題に対する提案するとのことです。
2023年9月には岸田首相は、ASEAN関連首脳会議やG20サミット、国連総会などへの外遊が多く予定されており、その期間中に内閣改造や党内人事を実施し、基盤を整えた後、10月初旬に秋の臨時国会を召集する見込みです。この国会において衆院が解散され、電気やガスの補助金が経済政策のカードの一つとして用いられる可能性が考えられます。

G7の共同宣言: 太陽光発電がもたらすエネルギーの未来。

厳戒態勢の主要7か国首脳会議G7広島サミットが終わりました。各国首脳に加え、ウクライナのゼレンスキー大統領も来日し、厳戒態勢の中での開催となりました。広島では普段とは異なる移動制限があり、多くのご苦労があったことでしょう。重要な会議ではやはり対面式が重視されていることからも、その価値が伺えますね。警備費用や住民の不便さよりも、実りある成果が得られればと願っています。
共同声明では、ウクライナ侵攻におけるロシアの核の威嚇を強く非難し、G7首脳が核兵器のない世界の実現に向けた決意と合意を示しました。これを歴史的に意義があるものとして、岸田首相は評価したようです。さらに、2030年までに主要7か国で太陽光発電の導入量を3倍以上に増やす計画も発表されました。

黄砂・花粉から車を守るカーポート。設置の際の注意点とは?

洗車したばかりの車が、あっという間に花粉や黄砂にまみれる季節がやってきました。しかも、花粉は車の塗装にシミを残す「花粉焼け」の原因にもなってしまいます。花粉が付着した状態で夜露や雨にあたるとペクチンという物質が生成され、それが塗装に浸透してシミになるのだとか。
洗車で擦ってしまうと細かな傷をつけてしまう恐れがあります。そのため、水で流すのが良いそうですが、ペクチンは熱で分解されるため、お湯を使うのがおすすめです。ただし、その温度は約70度と高温なため、お湯で洗うのは手間や安全性を考えると実践するのは難しそうです。
黄砂にはシリカという硬い鉱物が含まれています。こするとボディの塗装を傷つけます。これは車のボディだけでなく、ワイパーのゴムにも付着するため、動かすとガラスに傷がつく可能性もあります。また、ボンネットの上がざらついたり、エアコンなどの空気循環口から侵入することもあります。
黄砂が付着したまま炎天下や雨ざらしにしておくとボディに固着してしまい、洗車でも落としにくくなります。

大型連休中の電気問題。余った電気を有効活用するには?

皆さん、大型連休はどちらかへお出かけする予定はありますか?もしかしたら、コロナ禍のリバウンドで、思い切って旅行に出かける方も多いのではないでしょうか。
家の中にいると、電気の消費量が増えてしまいます。そんな時は、外出してリフレッシュするのも良いですね。ただし、6月以降には各電力会社の規制料金値上げ申請の認可による値上げが実施されますので、家庭での電気の消費量を抑えることが大切です。
とは言っても、これから迎える梅雨、そして夏本番も控えていますので、エアコンをつけないと過ごしにくいこともありますよね。しかも、暑さに弱い乳幼児やお年寄りだけでなく、ペットの体調管理も大事です。

エアコンの試運転はされましたか?4月10日が「エアコン試運転の日」です。4月(=し(うん))10日(=てん)。今からでも遅くありません。夏の暑さに備え、試運転をおこない、エアコンの掃除を今のうちにしっかり行いましょう。
また、電化製品の選び方には消費電力を気にする方が増えています。初めは少々高くても、消費電力を重視することで、長期的には電気代の節約にもつながります。この休日に、新しい電化製品の購入を考えてみるのはいかがでしょうか。

「おひさまの力」電気代高騰時代だからこそ活用しませんか?

「電気代が高い」という話題がTwitterで盛り上がり、家庭の電気代の比較や来月の電気代の予測が話題になっています。我が家の電気代がいくらかの競い合い、来月の電気代の予測バトルまであるようです。
照明をこまめに消したり、待機電力を減らしたり、エアコンの設定温度を下げても節約効果が上がらないという方も多いようです。
そこで、太陽光発電が注目されています。自宅で発電した電気を使用することで、電力会社から購入する電力量を減らすことができるからです。

暖房にかかるエネルギーをおさえつつ、厳しい寒さから家族を守る工夫とは。

2022年末に電撃訪米したゼレンスキー大統領の米議会での演説。
「我々はクリスマスをキャンドルライトで祝うが、ロマンチックではなく電気が来ないからだ。ロシアのミサイルによるインフラ攻撃の結果だ」とプーチン大統領を非難しました。
そのプーチン大統領は、大陸間弾道ミサイルの配備を決め、ウクライナ情勢は長期化していく様相です。さらに2023年も世界のエネルギー事情の不安定な供給が続くと予想されています。電気代が下がる材料が未だ見当たりません。

新電力会社の現状から、電力の今後を考える。

2021年度は31社もの新電力会社が相次いで倒産、廃業、事業撤退しています(帝国データバンク2022.3.30)。
発電所を持たない多くの新電力会社は、販売電力の調達を市場に依存するため、市場価格に左右される事業です。
電力の市場価格が安い時には利益が出しすい反面、異常気象などで電力の使用量が突然増えた場合などは、
市場価格が高騰するため、赤字になってしまいます。電力を最高値の251円で仕入れ、お客様に25円で販売した際のように、差額が電力会社の大きな負担となるからです。