住まいと暮らしのQ&A

「健康」に関する記事一覧

「永遠の化学物質」と呼ばれるPFAS、我が家の水は大丈夫?

我が家の水は、安心して飲めるのでしょうか?そんな不安を抱かせる「PFAS」の話題をご存じでしょうか?健康への影響が懸念される有機フッ化化合物、ピーファス(PFAS)のことです。匂いもなく、味もありません。
PFASは水や油をはじき、熱に強い性質を持つため、フライパンの表面加工やファストフードの容器など食品包装紙の撥水加工や泡消火器にも使われていました。
自然界ではほぼ分解されないため「永遠の化学物質」と呼ばれ、人体にも環境にも長く残ります。そのため、発がん性があると言われています。1990年代から製造や使用が規制されています。
しかし、2021年度に実施した河川や地下水の調査では、31都道府県のうち13都府県81地点で暫定的な目標値を上回る高い濃度が検出されました。

暑さに慣れる「暑熱順化」で身体も暮らしも夏モードに。

日中は汗ばむ陽気の日も多いですが、朝方は肌寒く、寝具や服選びが難しいですね。そんな季節の変わり目には体調を崩しやすいので注意が必要です。
今年は一段と暑い夏になるようですので、今から準備が必要です。衣替えと同じように、身体も夏モードに変える必要があります。これが毎年言われる『暑熱順化』です。
具体的には、汗をかくことが重要です。40度以下の入浴でじわりと汗をかいたり、家事をすることで立つ時間を長くしたりして汗ばむ運動をすること、リモートワークで鈍った体を動かすこと、暑さの刺激に触れるために軽く散歩をすることなどが挙げられます。年齢を重ねると汗をかく部位が脇の下とおでこだけに減るので注意が必要です。

骨太の花粉症対策。

えっ、もう?あの不快な季節が早まっている気がしませんか?今や国民病とも言われる「花粉症」の症状が出始めています。
くしゃみの表現は、日本では「ハクション」と言いますが、世界中ではさまざまな表現が使われています。
最も一般的なのは「アチュー」で、アメリカやイギリス、スペイン、メキシコ、ベネズエラ、そしてカナダなどで使われています。「アチィ」はオーストリアやロシアで用いられ、また「アチン」はブラジルやフィリピン、さらに「ハチュ」はタイや台湾で使われています。

家全体を暖めて各部屋の気温差をなくすことが大切です。

このところの寒暖差は、年齢にかかわらずご負担を感じているのではないでしょうか。着るものの選択にも悩んでしまいます。急に寒くなったという表現が適切なのでしょうか。温暖化の影響でしょうか、時折暖かな日があるからこそ、そのギャップで気温以上に寒く感じるのではないでしょうか。
空気の乾燥も相まって、油断すると風邪をひいてしまいます。インフルエンザ?コロナ?プール熱?何に罹患したのかわからないが、身体が辛い。咳やのどの痛みなどの不調がしばらく続いている方も多いようです。だるさ、やる気が出ない、元気が出ないなどの不調を感じる方もいらっしゃるでしょう。

感染対策のために、電気代が高いからと空調や調湿を躊躇せずにスイッチオン!

インフルエンザが流行し始めていますが、ワクチンは接種しましたか。
国立感染研究所のホームページには
インフルエンザ流行レベルマップが掲載されており、警報級の地域も多くなっています。

患者数は大幅に増加しており、学級・学校閉鎖も発生しています。
厚生労働省は、感染防止のために以下の対策を呼びかけています。
1.咳エチケット
2.予防接種
3.高齢者入所施設における感染防止対策

エアコンを我慢する時代はもはや過去のこと。昔とは違う環境に適した新しい生活様式へ。

暑い日が続いていますね。歩いていると靴が熱く感じるなんて、子供の頃に感じたことはありませんでした。
地球温暖化が進んでいると身近なところで感じることが増えました。これからも温暖化が進んでいくと、昔から馴染みのある食料が将来的には手に入らなくなったり、日本には避暑地がなくなるかもしれません。運転中の車内ですらエアコンが効いていても熱中症の危険性が高まるかもしれません。
安全性を考えると高校野球をはじめとする各種競技や、盆踊りや花火大会などのイベントの開催時期や時間についても考え直す必要も感じます。
また、新しい害虫が出現する可能性に対処しなければなりません。そして、ガソリンスタンドで給油するように、どこで涼むかというクールスポットの設置や確保など、昔とは違う環境に適した新しい生活様式へのシフトが必要でしょう。

花粉を室内に持ち込まない工夫を。

冬の厳しい寒さが続きますが、梅や早咲きの桜の便りも聞かれてきました。春の気配を感じます。
春を色で表すと、何色だと思いますか?
花びらの桜色、空の青色、芝生の緑色。それとも花粉の黄色?
黄色と聞くだけで鼻がムズムズ憂鬱になる方も多いのではないでしょうか。
例年、立春の頃から花粉が徐々に飛散し始めるニュースを耳にします。今年は飛散の時期や飛散量はいかほどでしょうか。考えるだけでも辛くなります。
花粉症によるアレルギー性鼻炎は、いったん症状が出始めるとさらに敏感になり、症状が強くなってしまうと言われます。粘膜が過敏になる前から初期予防治療として薬の服用もされています。花粉情報を確認して、忙しい中でも医療機関を受診し、薬を処方してもらいましょう。

こんな時代だからこそもっと夢を語りませんか?

コロナ禍が原因となり、アメリカでは住宅需要が増加して建設ラッシュに。アメリカ国内での木材需要が増加することで日本への輸出量が減少し、ウッドショックが起こりました。そしてロシアへの経済制裁の対抗措置で合板の輸入規制により、第2次ウッドショックが起こり、現在継続中です。
さらにアメリカでは金利上昇により、急激な物価高騰を抑制しようとしています。反対に日本では低金利政策が継続していることから円安傾向が続いています。
供給不足と円安により、輸入材料が高価なものとなりました。