住まいと暮らしのQ&A

「梅雨バテ」に注意!イライラを解消する快適な家事環境を手に入れませんか。

まだ身体が暑さに慣れていない中、まとわりつくような梅雨時の暑さによって汗が蒸発しにくく、熱がこもってしまうことがあります。反対に朝晩は冷やりとしたり。身体が気温差についていけず、体調を崩している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イライラを減らす、効果的な自律神経ケア

朝起きたくない、だるい、やる気が出ないなど、夏本番を前にして「梅雨バテ」には注意が必要です。
アクセルの役割を果たす交感神経と、ブレーキの役割を果たす副交感神経、自律神経のバランスが乱れ始めています。首には太い血管が通っているため、温めると血流が良くなり、副交感神経が活性化されてリラックス効果が高まります。手間がかかるかもしれませんが、シャワーで済ませるのではなく全身浴で首を温めたり、温かいタオルを首にあてたりしましょう。首が冷えないよう、入浴後には濡れた髪を早く乾かすようにすることをおすすめします。
暑さやだるさを感じるこの季節、気分転換に冷えたビールを飲んでしまいがちですが、内臓を冷やし自律神経を乱す原因となりますので、ご注意ください。規則正しい生活を心がけ、質の良い睡眠をとることや、胃腸のコンディションを整えておくことが重要です。
しかし、「梅雨バテ」や「梅雨だる」の中でも、私たちは日々の家事をこなさなければなりません。特に洗濯は大変なストレスです。汗をかくことで洗濯物も増える反面、雨天が続くために「晴れの日が待ち遠しい」とイライラしながらの室内干し。さらにゴロンと横になっているご主人を見ると、無性に腹が立ちます(少しでも手伝ってくれたらどう?)。室内干しの濡れたタオルに顔を舐められるのは気持ち悪く、「外に遊びに行きたい」「ママお腹空いたよ、ご飯はまだ?」という子供の声などが積み重なり、イライラが頂点に達します。

洗濯物の悩み解決!ストレスを減らす室内干しの方法とは。

洗濯物が乾く時間が長引くと、最近話題のモラクセラ菌によって部屋干し臭が発生します。除湿器をかけると運転音が気になり、室温も上がってイライラが増します。洗濯機で乾燥までしようとするとしわになり、逆にアイロンがけの手間も増えます。浴室乾燥機を頻繁に利用すると電気代が気になります。また、アロマやマッサージオイル、仕事の油汚れなどの油分が衣類に残っていると酸化による自然発火の危険もあります。
雨の日でも快適な家事を実現するために、洗濯機の上部や洗面室の天井に室内物干しを設置することで、移動も不要になります。さらに、調湿壁やサーキュレーターを置くことで乾燥が早くなり、人目を気にせずに洗濯物を干すことができます。
室内の清掃はお掃除ロボットに任せて、ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しみましょう。旬のピーチパイがぴったりです。快適で楽しい家事ができるお家が理想的です。明日は晴れてくれることを願いながら過ごしましょう。