住まいと暮らしのQ&A

コロナウィルスに加えインフルエンザの流行に備えるための5つのヒント。

この冬は、コロナウィルスに加えインフルエンザも流行するとかしないとか。コロナとインフルエンザに同時に感染すること=二重感染「フルロナ」「フルコビット」となる可能性もありそうです。
インフルエンザの予防接種が始まりました。前回の新型コロナワクチン接種のタイミングによっては同時接種をおこない、感染に備える方もいるのではないでしょうか。皆さんはどのように備えていきますか?

ウイルスを家に持ち込まない工夫

コロナ禍で、ウイルスを家に持ち込まない工夫が住まいに盛り込まれてきました。
例えば、玄関ですぐに手洗いやうがいができるような洗面の設置、さらに着替えができる洗面脱衣所や収納スペースを設けたりすることです。
玄関周辺にトイレ・洗面・お風呂の水回りを配置し完全に洗い流してからLDKに入る工夫など、パンデミックが住宅に及ぼした影響は大きいものがあります。

「タッチレス」機能のついたさまざまな設備

玄関ドアや室内ドア、トイレやキッチンなどでは、なるべく手に触れないように非接触型設備へのリフォームが多くなりました。いわゆる「タッチレス」で、この機能がついた設備はさまざまあります。
・水栓蛇口:水の出し止めが自在
・トイレの便座:フタの開閉(トイレは着座時間に応じた自動洗浄の機能も普及しています)
・玄関ドアの鍵:鍵穴に通さずに施錠・解錠が可能

換気ができるエアコンの設置

旧来のエアコンに換気機能はありませんでした。定期的に窓を開けて換気をおこなうとどうしても冷暖房のロスが生じてしまいます。電気代が高騰する時代には悩ましいことです。
コロナ禍となり、エアコンにも「換気機能」が備わる商品が登場しています。自動で定期的に換気するので、ロスや手間が少なく便利です。花粉症の方にも嬉しい機能です。

部屋の一部をリモートワーク時の作業スペースに

リモートワーク時の作業スペースを確保するため、部屋の一部をリフォームする方がいらっしゃいます。
コンセントや照明器具などの作業の効率化や使用しないときには格納できるような工夫、机や椅子などの家具選びなどを検討すると、居室を多目的に活用できます。
ZOOMなどで頻繁にオンライン会議を実施される方には、お子さまやペットの出入りが制限できるように個室となるよう空間を仕切る工夫が必要です。その際は換気やエアコンなどの空調管理を検討する必要があります。

リモートワークのストレスや疲れを自宅でリフレッシュ

リモートワークの普及により通勤時間が減った反面、椅子に座っての作業時間が増えました。
長時間の作業に加え、身体を動かす時間が減少したことで、腰痛や肩こりに悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジェットバスや打たせ湯などの血行促進機能、リフレッシュのために天井シャワー、ミストサウナ、ヒーリング照明など、ホテルのような高級感あるお風呂へのリフォームも人気です。我が家でぜいたくな温泉旅行気分を楽しむことができます。

特に冬場は空気が乾燥するため、さらなる感染予防が必要となります。二重感染を防いで健康に暮らしていきたいですね。