住まいと暮らしのQ&A

「暮らし方」に関する記事一覧

新電力会社の現状から、電力の今後を考える。

2021年度は31社もの新電力会社が相次いで倒産、廃業、事業撤退しています(帝国データバンク2022.3.30)。
発電所を持たない多くの新電力会社は、販売電力の調達を市場に依存するため、市場価格に左右される事業です。
電力の市場価格が安い時には利益が出しすい反面、異常気象などで電力の使用量が突然増えた場合などは、
市場価格が高騰するため、赤字になってしまいます。電力を最高値の251円で仕入れ、お客様に25円で販売した際のように、差額が電力会社の大きな負担となるからです。

電気料金の高騰が予測される昨今、我が家でエネルギー不安を解消する方法とは。

2023年春の電気・ガス料金の高騰に先手を打つ形で「総合経済対策」が発表されました。ガソリン価格高騰時にも使われた「激変緩和措置」の名のもとに、電気・都市ガスの価格を補助するものです。
電気、ガス、水道はライフラインと呼ばれ、つまり命綱のこと。これらが高価になりすぎると、購入をためらったり、供給されなかったり、使用することができないようになれば、命に係わる事態につながります。

2023年1月から9月までの期間、電気料金は一般家庭向けの低圧で1kWhあたり7円、都市ガスは1立方メートルあたり30円が支援されることとなりました。燃料相場の高騰や円安に伴い上昇する電気代、ガス代の支援策ではありますが、今後、電気やガスの料金が激変することが考えられます。

コロナウィルスに加えインフルエンザの流行に備えるための5つのヒント。

この冬は、コロナウィルスに加えインフルエンザも流行するとかしないとか。コロナとインフルエンザに同時に感染すること=二重感染「フルロナ」「フルコビット」となる可能性もありそうです。
インフルエンザの予防接種が始まりました。前回の新型コロナワクチン接種のタイミングによっては同時接種をおこない、感染に備える方もいるのではないでしょうか。皆さんはどのように備えていきますか?

気になるガス不足。生活に必要な「エネルギー」を創ることが価値のある時代に。

2022年8月24日に開催されたGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議に岸田首相がオンラインで出席し、電力の安定供給そして脱炭素社会に向けて、原子力発電の再稼働だけでなく次世代原発の開発、建設を検討するよう指示しました。
日本の電力不足は危機的状態です。世界も電力の安定のため原発の活用に舵を切り始めており、イギリスは2030年までに8基、フランスは2050年までに14基の原子力発電所の新設を予定しています。
さらに心配なのは「ガス不足」です。欧州はロシアから「パイプラインの点検」と言われ遮断されており、そのため世界的に液化天然ガス(LNG)の争奪戦が始まっています。需要と供給のバランスが崩れた中で日本はLNGの調達ができるのかが今後の課題です。現在、LNGを有利な価格で調達していますが、今後のロシアの出方では様相は一変するでしょう。日本の商社が出資する「サハリン2」が鍵を握っています。

こんな時代だからこそもっと夢を語りませんか?

コロナ禍が原因となり、アメリカでは住宅需要が増加して建設ラッシュに。アメリカ国内での木材需要が増加することで日本への輸出量が減少し、ウッドショックが起こりました。そしてロシアへの経済制裁の対抗措置で合板の輸入規制により、第2次ウッドショックが起こり、現在継続中です。
さらにアメリカでは金利上昇により、急激な物価高騰を抑制しようとしています。反対に日本では低金利政策が継続していることから円安傾向が続いています。
供給不足と円安により、輸入材料が高価なものとなりました。

猛暑に備える!夏の強い日差しを遮り、室温の上昇を防ぐ方法とは

早々と梅雨明け、連日暑い日が続きます。日本最高記録の気温が観測されるのかもしれません。電力不足だけでなく、水不足も心配されます。コロナの感染が全国的に上昇傾向にあるのも心配です。
熱中症予防に屋外では近距離で会話するとき以外は原則マスクを外すよう政府の見解が公表されましたが、このような状況ですと不安です。皆さんはいかがされていますか?熱中症予防かコロナ感染予防か。

猛暑の中、こまめに水分を取るなど外では気を付ける一方で、室内での熱中症に気を付けなくてはいけません。温度28度、湿度70%を超えたらエアコンを積極的に活用しましょう。
寝るときには、除湿運転で湿度設定を50~60%に下げることにより、体を冷やしすぎずに体感温度だけを下げ、汗をしっかり乾かすことができるので、眠りやすくなるそうです。

電気料金の高騰に備えるために

電気料金の高騰を実感されていますか。電力メーターが通信機能搭載のスマートメーターに置き換わり、検針しなくとも料金が確認できるようになりました。
以前は検針票を見て「高いね、節約しよう」となりましたが、Webで確認となると習慣化されていない限り、電気料金を確認する回数は減ります。電気料金の「見えなくなる化」ともいえます。

ジメジメ梅雨時の室内干しリフォーム

気象庁によると、今年の梅雨は「大雨」夏は「猛暑」になると3か月予報で発表されました。
また厚生労働省は、屋外では会話が少なければマスク着用の必要はないとの見解を示し、この夏は、大雨、猛暑、熱中症、日焼けなど、さまざまな対策が必要となりそうです。

なかでも梅雨時、特に悩ましいのは
・「洗濯物が乾かない」
・「生乾き臭」
との声をよくお伺いします。

この生乾き臭の原因は「モラクセラ菌」によるものだそうです。
人や動物の口腔、上気道、性器の粘膜にいる常在菌です。通常の洗濯では消えず、乾くまでの時間が長く湿った状態が長く続くと大繁殖して、雑巾の様なニオイを発生させます。

見えづらさを改善!身体を「順応」させる環境づくり

季節の変わり目には体調管理にご注意を。
一日のうちでも寒暖差が激しく、気温の差が7~8度以上になる日もあります。
鼻水が出る、くしゃみが出るなど風邪をひきやすい季節でもありますので、体温調整のしやすい衣服選びをおすすめいたします。
また、暑さに慣れていない時期は熱中症にも十分注意が必要です。身体が気温の上昇に適応できにくいからです。そのためにも
・気温差に適応できる脱ぎ着がしやすい服装にする
・こまめな水分補給
・日差しを避ける
・運動で汗をかく
など夏本番に向け、今から暑さに「順応」できるよう、身体を慣らしていきましょう。

情勢不安による材料・部材不足。暮らしにおよぼす影響とは

コロナ禍における移動規制のない大型連休となった今年のゴールデンウィーク。
どこも賑わいを取り戻し、子どもたちの笑い声が響いているのでしょうか。久しぶりの渋滞の中でドライバーの親御さんは疲れているのでしょうか。そんな平和な日常を実感している方も多いのではないでしょうか。
ウクライナへのロシアの侵攻が早く終結してほしいと願うばかりです。