住まいと暮らしのQ&A

ご家族の思い出がたくさん詰まった大切な品々をすっきり仕舞う

思い出の品々が物置・収納に仕舞われたままになっていませんか。
季節の良いこの時期に取り出して、状態を確認しながら日干しされてみてはいかがでしょうか。
また、収納の方法についても見直してみましょう。

物置・収納の中を「見える化」して、より整理整頓しやすく

「柱の傷は一昨年の5月5日の背比べ」と歌うのも昭和の時代までで、現在の住宅建築は、柱が室内に見えない「大壁づくり」が主流となったため、お子さまの成長の印をつける場所がなくなっています。
住まいの中で大黒柱を見なくなるにつれ、最近ではその言葉もあまり使わなくなりました。夫婦共働きでどちらかに経済的依存することが少なくなった時代背景もあるのでしょうか。
お子さまの成長を願うためにご用意した鯉のぼりや節句人形のお飾りなどの思い出の品々がご実家の物置に仕舞われたままになっていませんか。
また、三輪車、ホッピング、竹馬、駒など、お子さまが当時遊んでいた遊具も、物置や収納の奥のほうにありませんか。
ステイホーム中に再ブームとなった、断捨離で処分してしまったでしょうか。
物置や収納に仕舞ってあるものは、季節の良いこの時期に取り出して、状態を確認しながら日干しされてみてはいかがでしょうか。
親子代々で受け継いでいるものが見つかったり、忘れていたものに思わず触れたり、ご家族の大切な思い出が甦ってくるかもしれません。
物置や収納の中に棚などを追加すると収納量と使いやすさが向上します。中に何が入っているのかが把握しやすくもなります。お子さまが使ったものをお孫さんが使う風景を想像しながらぼちぼち、ゆっくり整理してみてはいかがでしょう。