能登半島地震から1年、阪神淡路大震災から30年。巳年に考える防災の知恵と再生の力
2025年巳年。蛇は何度も脱皮して若返ることから、再生と不死身のシンボルとされています。昔から蛇の皮は解熱剤や関節炎に効き、血は肺病、脂肪は強壮に良いとされ、黒焼きやアルコール漬けなどで強壮剤として使われてきました。
また、蛇は古来より水界の神聖な生物とされ、水の神として信仰されてきました。そのため、ただならぬ呪力を持つと考えられ、家の守護神として財産を守る存在ともされています。「蛇の皮を財布に入れておくとお金が貯まる」「蔵の蛇を殺すと貧乏になる」といった俗説もあり、蛇と金運には深い縁があるようです。
ちなみに、世界保健機関(WHO)のマークには蛇が描かれており、古代エジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクにもコブラが装飾されています。