住まいと暮らしのQ&A

“延長戦”は困る。ナフサ価格、ペットとの暮らしにも影響か

ワールドカップ決勝は、延長戦までもつれる見応えのある一戦でした。一方で、「延長してほしくない」と感じるのが、ホルムズ海峡を巡る緊張です。

住まいにも広がる影響

この海峡は、世界のエネルギー輸送の要所です。物流が滞ると、原油だけでなく、住宅資材の原料となる「ナフサ」の価格や供給にも影響が及びます。実は、床材やクロス、断熱材、塗料、シンナー、接着剤など、住まいのさまざまな建材・資材には石油由来の素材が使われています。

そのため、新築やリフォームでは、資材価格の上昇や納期の遅れが起こる可能性があります。こうした状況は、ペットとの暮らしにも少なからず影響します。ペットと暮らすご家庭に人気の滑りにくい床材や、消臭・抗菌機能を備えた内装材、樹脂製の建具、ペットドアなど、多くの製品には石油化学由来の素材が使われています。さらに、高齢ペットを支える介護用おむつにも石油化学由来の素材が使われています。価格改定や供給不足、生産・販売中止が起こると、希望の商品を購入できない可能性もあります。

だからこそ、「まだ先だから」「まだいいや」と様子を見るより、早めに情報収集することをおすすめします。採用したい設備や建材を早めに決め、代替品も含めて比較検討しておくことで、コストや工期への影響を抑えやすくなります。

国際情勢は私たちには変えられませんが、住まいづくりやリフォームの準備は早めに始めることができます。

愛犬や愛猫と快適に暮らせる住まいのために、「早めの計画」がこれからますます大切になりそうです。