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住まいと暮らしのQ&A

更新日:2018年10月24日

生き抜くための備蓄は最低1週間分

東京都帰宅困難者対策条例に水一人1日3L×3日分、食糧一人3食×3日分とあります。
しかし、これは企業備蓄のケースです。自宅の備蓄となると公助(消防や自衛隊)の救援開始まで、3日では間に合わないケースが多いのです。

大地震発生から1週間の食事

東日本大震災で被災されたときのことを発災時に宮城の水産高校で先生をされていた方にお伺いしました。
地震が起きて数時間、何が起こったのか全く理解できずに、食べることさえ忘れていたそうです。
栄養補給のため「意識して」食事を取ることが大切です。

大震災に備えて、食糧は何日分用意したら良いの?

大地震発生からの1週間を3つの期間に区切ってみました。

第1期間は「尊い命を守る」数時間。
地震の揺れはせいぜい1~2分、安全な場所に身を隠しとにかく死ないこと!そこからの数時間は空腹感も感じられないことでしょう。
食べる事の始まりは、すぐにエネルギーに変わる糖質摂取が1番。氷砂糖・お菓子のラムネ、クッキーなどで十分です。

第2期間は「自力(自助)で生き抜く」3日間。
ライフラインは全部止まっています。
ここで力を発揮するのが長期保存食です。水だけで戻せ、いざとなれば軽いので持って逃げられるアルファ米がお勧めです。
ソーラー発電や蓄電池のあるセキスイハイムでは、停電時でもお湯を沸かすことができますので、さらに美味しく食べられます。

第3期間は「自助と共助(ご近所)で復旧・復興を目指す」4日間。
少し心身に余裕が出て来たところで、「ポリ袋炊飯」をお薦めします。
汚れた水でも構いません、鍋に入れカセットコンロにかけます。レジ袋(高密度ポリエチレン)にお米と保存水1:1.2の割合で入れ、沸騰したお湯の中で25分、美味しいごはんが炊き上がります。
缶詰や切り干し大根・高野豆腐などローリングストックした食材(普段から少し余分に買い食べた分だけ買い足す保存法)も、この調理方法で同時に調理できます。我が家では時々ポリ袋調理で、肉じゃが、蒸しパンなど楽しく試しています。公助を期待せず生き抜くための知恵です。

ご存じですか?アレルギー対応やハラル認証の保存食

卵、乳、小麦、えび、かに、そばなど、特定原材料等27品目を使用しないアレルギー対応の保存食やハラル認証(イスラム)を取った保存食などがあることをご存じですか?
公助がはじまっても、アレルギー対応食の用意がないことがあります。
配慮が必要なご家庭の場合、アルファ米やライスクッキーなどを用意しておけば、安心感が高まります。

(記事:尾西食品株式会社 防災士 岡松義男)

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